教えてshoes doctor |
脚長差 |
つらい脚長差の原因と対処法 |
脚長差の対策実績
↓ 400人以上 |
こんにちは シューズドクターおがわ 店長の小川です |
今回は、多くの方が悩んでいる、脚長差 についてのお話しです。 脚長差とは左右の脚の長さが違うことなのですが、左右の差がわずかであれば自覚症状がない場合や、身体への影響も少ない場合が多いようです。 しかし、脚長差が5mmを超えてくると、歩き方や、姿勢に影響を及ぼす場合があるようです。 外反母趾や偏平足は、TVや雑誌で取り上げられる事が多く、対策をされる方も多いのですが、脚長差は情報が少なくどう対策すれば良いか、悩んでいる方が増えていると思います。 では、本題に入ります。 あなたは腰や肩の高さが違ったり、歩きにくいと感じたことはありませんか? もし、腰や肩の高さが違ったり、歩きにくいと感じているのであれば 脚長差 があるかもしれません。 実は人口の70〜75%に脚長差があるとの報告もあり、差が小さい場合は自覚症状も少なく、発見されないことも多いようです。 |
脚長差が大きい場合は、歩行時に左右の揺れや上下の揺れが見られたり、脊柱の弯曲(側弯症)が起こる場合もあります・・・! バランスを取りながら、不自然な歩き方になり身体には不自然な力が入る為に、肩こりや頭痛・腰痛・ひざ痛の症状を引き起こすこともあるんです・・・! 脚長差が全身の体調不良へとつながってしまうなんて怖いですね・・・ |
1.股関節脱臼、変形性股関節症などの脚長差 股関節脱臼や、変形性股関節症股関節の障害がある場合などは先天的、または、後天的に脚長差が起こる場合があるようです。また、股関節の手術を行った場合も脚長差が現れることがあるようです。 2.ポリオや麻痺による脚長差 現在ポリオはワクチンの普及によりほとんど撲滅しておりますが、子供の頃に罹ったポリオの後遺症に悩んでいる方が多いようです(ポストポリオ症候群)。ポストポリオ症候群は麻痺により血流が乏しくなることで筋肉の萎縮や、脚長差、骨折のリスクが高くなります。 3.子供のころの骨折が原因の脚長差。 子供の頃の骨折後に、整復が不完全なまま治療した場合に足の短縮が起こることや、治療の過程で、骨折部に血流が増大することにより、成長が刺激され足の延長が起こることがあるようです。 4.骨折や変形よる脚長差 下肢の骨が骨折や変形することにより脚長差が出る事もあります。 ※大腿骨頚部骨折や変形性膝関節症など 脚長差の症状は、個人による感じ方が大きく違うので、まず、実際の左右脚長差を測り、どの靴に、何cmぐらい、どの様に加工するのかを慎重に検討して対策を考えます。中でも女性の股関節脱臼は比較的多い症状です。 |
(1)足に合った靴選びをし、その靴やインソールに脚長差加工をする ①左右の脚長差は、色々な原因で足の長さが違っているので、いつ頃からどんな理由で脚長差があるのか教えてもらい、どの方法で加工をするか考慮します。 その上で、どこに脚長差加工するかを決めます (靴の本底・靴のヒール・中敷き)足に合った靴選びをした後に、内反小趾や偏平足の矯正はもちろん、タコ・魚の目の改善にも効果が高いです ②脚長差加工の高さを決めるのには、バランサーと言う水平機で腰の高さを測り、お客様と相談しながら慎重に高さを決めます。 ③足部のバランスが悪い場合には、靴や中敷きの外側を高くする、外側ウェッジ加工をする ④股関節の可動域制限があり、腰を前に曲げることが出来ない場合は、紐靴が結べない場合が多く、ひも&ジッパータイプの靴か、マジックベルトタイプの靴を選ぶ様にする ⑤足の骨格が安定するように、骨格を支える立体的な中敷きを使用する ⑥踵部が安定する様に、靴のカウンターと言われる踵部分が安定している靴を選ぶ |
①カカトが浅くならない ②10mm以上の脚長差加工でも全体的に加工が出来るので安定感がある デメリット ①高さによっては靴が重たくなる ②加工完成まで数日かかる |
①脚長差加工が分かりづらい デメリット ①ブロックヒールしか出来ない ②バランスが悪くなるので10mm以上は出来ない |
①価格が安く単時間で加工可能 デメリット ①カカトが浅くなるので脱げやすい |
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(2)足の形や、特徴に合った靴選びをする 足の形や特徴に合った靴選びは脚長差の対策にも重要です。 その理由は、靴を加工し高さの補正をした場合、脚長差に応じて靴底が高くなります。このときに、足に合っていない靴を履いている場合、靴が脱げやすかったり、バランスが悪いせいで転倒や、捻挫のリスクが高くなってしまうのです。 |
自分の足の形と、靴の形が似ている靴を選ぶ。 (この時にワイズやサイズに拘らず、あくまで自分の足と形が似ている靴を選ぶと良いです) |
足のむくみに対応出来るようにヒモやベルトで微調整する。 (足は時間帯によってむくみの状態が違うから) |
足裏が正しい位置で安定するように、骨格を支える中敷き(足底板)と、しっかりと安定し足に合った靴を使用する。 |
まとめ 脚長差特集はいかがでしたか? 脚長差の原因や対策などを解説させていただきました。 脚長差の対策は個人の感じ方や原因によって、細かく対応する必要がありますのでお気軽に当店までご連絡ください。 |
福祉制度ご利用について(身体障害者手帳) |
シューズドクターおがわは現在、岐阜市・羽島市・各務ヶ原・穂積市・大野町・揖斐川町・北方町・本巣市・一宮市・池田町・山県市・輪之内町と補装具製作委託契約を結んでおります。 身体障害者手帳をお持ちの方で、装具製作をご希望の方は先ずはお電話(058-263-2030)にてお問い合わせ下さい。 |
福祉制度を利用した装具製作の流れ |
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昭和53年6月9日 岐阜県揖斐郡池田町生まれ。
兵庫県にある国内唯一の整形靴の専門学校、神戸医療福祉専門学校シューフィッターコース(現 整形靴科)で、ドイツ人マイスターから、解剖学、運動学、病理学や、靴の構造、製造法、シューフィッティングに付いて学び、名古屋にある健康靴メーカーで、インソール、靴修理職人として腕を磨き、その後、神奈川県にある健康靴店で働き、沢山の靴の特徴を知り、フィッティング技術を高め、2009年岐阜市に足と靴の専門店シューズドクターおがわ創業。 2024年で開業16年目ですが、インソール作成や、靴修理など勉強しながら日々頑張っています。 (財)日本義肢装具協会・靴型装具者 |
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